プログラム

1日目:8月22日 (金)

■ 第1会場

• 08:00~08:40 モーニングセミナー1
 
• 08:50~08:55 開会の辞
会 長:仲瀬 裕志 先生 (札幌医科大学医学部 消化器内科学講座)
• 08:55~09:00 理事長 挨拶
理事長:仲瀬 裕志 先生 (札幌医科大学医学部 消化器内科学講座)
• 09:00~10:30 シンポジウム1:
          IBDの病態解明に向けた基礎研究の挑戦
司会:溝口 恵美子 先生 (久留米大学医学部 免疫学講座)
   星  奈美子 先生 (神戸大学大学院医学系研究科 未来医学講座
            バイオリソースヘルスケア統合科学分野)
   永石 歓和 先生  (札幌医科大学医学部 解剖学第二講座)

司会の言葉
基礎研究による炎症メカニズムの解明を中心としたIBDの病態解析は、多くの知識の蓄積に貢献してきた。さらに、実臨床から得られる研究結果との統合によって新たな分子標的治療薬やバイオマーカーを生み出し、Advanced therapyが社会実装されてきた。一方で、治療効果のばらつきから示唆されるIBD患者の多様性の実態や、精神神経系など他臓器とIBD病態との関連性、さらにアジアを中心にIBD罹患者数が増加し続ける要因など、未解明の課題は山積みである。近年、AIをはじめとする研究ツールが飛躍的に進歩し、従来の手法では困難であった解析も新たな技術の導入によって可能となることが期待される。「IBDの未知を既知に変える」ために、また多様な課題を克服するために、基礎研究の重要性は日々増加する一方である。このシンポジウムでは、多角的な視点での演題を幅広く募集し、気炎万丈な議論を行いたい。
• 10:40~12:10 パネルディスカッション 1 :
          術後合併症のマネジメント
司会:水島 恒和 先生 (獨協医科大学 外科学 (下部消化管) 講座)
   風間 友江 先生 (札幌医科大学医学部 消化器内科学講座)
   本澤 有介 先生 (関西医科大学 内科学第三講座)

司会の言葉
近年、炎症性腸疾患 (IBD) に対する様々な治療薬の登場により治療可能な症例が多数存在しているが、治療に難渋するケースも数多くあり、未だ手術治療は重要な治療選択枝の一つである。しかしながら、手術適応となるIBD患者は免疫に影響を及ぼす薬剤投与や貧血や低栄養の合併などの影響により、合併症リスクが高いことが知られている。また、IBDの術後管理においては、通常の手術に関連した合併症だけでなく回腸嚢炎、術後排便障害、ストーマ関連合併症などIBD手術特有の合併症にも留意する必要がある。本セッションでは、それぞれの病態に応じた術後マネジメントに関して各施設での戦略を御発表頂きたい。術後治療に難渋するIBD症例の特徴や術後管理に対する工夫や内科における治療戦略の位置づけなど内科・外科の両分野での情報共有が図れる議論にしたい。
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー 1
 
• 13:20~14:00 会長セッション
司会:仲瀬 裕志 先生 (札幌医科大学医学部 消化器内科学講座)
講演:植松  智 先生 (大阪公立大学大学院医学研究科ゲノム免疫学
           東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学)
• 14:10~14:50 アフタヌーンセミナー 1
 
• 15:00~16:30 ワークショップ 3 :
          プレシジョンメディスンを目指したIBD治療選択
司会:溝口 充志 先生 (久留米大学医学部 免疫学講座)
   髙木 智久 先生 (京都府立医科大学 消化器内科)
   三上 洋平 先生 (慶應義塾大学医学部 内科学 (消化器))

司会の言葉
炎症性腸疾患(IBD)に対する様々なAdvanced Therapyが登場し、多くの患者さんに恩恵をもたらしている。しかし、これらの治療法をどのように選び、どの順番で使うべきかについては、依然として明確な基準はなく、効果や副作用、投与方法、個々の患者さんの背景やライフスタイルなどを総合的に考えて、患者と医療者が協力して治療方針を決定するShared decision makingのプロセスを経て治療法が選択されていることが多い。
 近年、病態解明研究の成果が蓄積され、免疫や腸内細菌プロファイルの患者間での多様性の存在が明らかになってきた。さらに、患者背景、環境因子、患者報告アウトカム (PRO)、薬物治療歴、病勢評価モニタリングなどの臨床情報や、遺伝情報、腸内細菌やサイトカインプロファイルなどの臨床免疫学的項目により、これまで単一として捉えられていたIBD・UC・CDなどの疾患を層別化することが可能となり、それぞれの疾患の中に治療反応性や予後が異なる患者グループが新たに見出されてきている。実際に、臨床研究やトランスレーション研究の結果から、生物学的製剤の使用歴や、炎症や自己抗体などのバイオマーカーの値、サイトカインや腸内細菌叢、さらには遺伝子多型の違いなどさまざまな因子が治療反応性に関与することが次々に報告されている。
 そこで、本ワークショップでは、これらの研究成果を踏まえ、より個別化された治療 (プレシジョンメディスン) を目指した治療体系の確立につながる臨床研究、トランスレーション研究、病態解明研究の最新の知見を幅広く公募し議論を深めていきたい。
• 16:40~17:30 イブニングセミナー 1
 

■ 第2会場

• 08:00~08:40 モーニングセミナー 2
 
• 09:00~10:30 ワークショップ 1 :
          IBDと腸管外合併症
司会:猿田 雅之 先生 (東京慈恵会医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科)
   加藤 真吾 先生 (埼玉医科大学総合医療センター 炎症性腸疾患センター/消化器・肝臓内科)
   芦塚 伸也 先生 (福岡大学医学部 消化器内科講座)

司会の言葉
炎症性腸疾患 (IBD) は消化管以外の臓器にも様々な病変を生じ、腸管外合併症 (extraintestinal complications) あるいは腸管外徴候 (Extraintestinal manifestations; EIM) と呼ばれる。これらの発症は、関節痛・脊椎関節炎、皮膚病変、眼病変、血栓塞栓症、胆管炎・膵炎、血管炎など多臓器にわたり、患者のQOLや長期的な予後に深刻な影響を及ぼす可能性もあり、その病態の解明や診断・治療の最適化は、IBD診療における重要な課題といえる。
本ワークショップでは、炎症性腸疾患に伴う腸管外合併症・徴候に関する基礎研究や臨床研究の成果、ならびに診療現場での取り組みや課題を議論したい。腸管外合併症・徴候の病態解明、診断、治療戦略、診療連携等に関する多様な視点からの演題を広く募集する。
• 10:40~12:10 ワークショップ 2 :
          IBD患者のQOL向上のために ~小児から成人にかけて~
司会:新井 勝大 先生  (国立成育医療研究センター 消化器科/小児IBDセンター)
   平岡 佐規子 先生 (岡山大学病院 炎症性腸疾患センター)
   石毛 崇 先生   (群馬大学大学院医学系研究科 小児科学)

司会の言葉
Treat to targetに基づく治療戦略ではQOLの改善が長期的目標とされています。このセッションではIBD患者のQOL改善のために、治療の枠を超えたディスカッションができればと考えています。 様々なシチュエーションにおけるQOLの評価やその改善のための取り組みに関する幅広い演題を募集します。メディカルスタッフを含めた多職種での取り組みも歓迎します。 就学・就労・妊娠出産などのライフイベントに関する演題やトランジションに関する演題も併せてご応募ください。
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー 2
 
• 14:10~14:50 アフタヌーンセミナー 2
 
• 15:00~16:30 パネルディスカッション 2 :
          炎症性腸疾患における画像診断の新展開とその臨床的意義
司会:平井 郁仁 先生 (福岡大学医学部 消化器内科講座)
   橋本 真一 先生 (山口大学医学部附属病院 IBDセンター)
   三好  潤 先生 (杏林大学医学部 消化器内科学)

司会の言葉
IBD治療の進歩に伴い、治療目標が臨床的寛解から長期的な予後やQOLの改善へシフトしている。その達成のために短期および中長期的な具体的治療目標を明確にして、病勢のモンタリングおよび治療最適化を継続するTreat to targetの実践が受け入れられている。STRIDE-Ⅱでは内視鏡的治癒に加えて、潰瘍性大腸炎における組織学的治癒およびCrohn病における全層性治癒が治療目標として挙げられており、それらの達成が長期予後改善に寄与すると報告されている。したがって、バルーン内視鏡やカプセル内視鏡に加えて、腸管エコー、CTE、MREなどのCross-sectional imagingの実用化により低侵襲で俯瞰的・定量的な評価が求められている。また、長期経過例における発癌は大きな課題であるが、従来の色素内視鏡や生検に加え、新たな画像強調内視鏡技術の開発によりサーベイランスのあり方が確立してきている。一方で、これら画像診断の適正使用には、対象の選定や実施のタイミングおよび検査間隔などについて明らかにしていく必要がある。ただし、得意とするモダリティや検査法の選択は各施設で異なる現状にある。本セッションでは、画像診断を活用した施設独自の評価法に加え、新規バイオマーカーとの併用による精度向上や侵襲性・コストの低減を目指した試みについても発表いただき、IBDの診断、モニタリング、サーベイランスにおける画像診断の最適化を達成するためのアルゴリズムに関して議論したいと考えている。
• 16:40~17:30 イブニングセミナー 2

■ 第3会場

•09:00~12:10 一般演題 (口頭発表)
 
•12:20~13:10 ランチョンセミナー 3
 
•14:10~14:50 アフタヌーンセミナー 3
 
•15:40~17:10 一般演題 (口頭発表)
 

■ 第4会場

•09:00~12:10 一般演題 (口頭発表)
 
•15:40~17:10 一般演題 (口頭発表)
 

■ 第5会場

•09:00~12:10 一般演題 (口頭発表)
 
•15:40~17:10 一般演題 (口頭発表)
 

2日目:8月23日 (土)

■ 第1会場

• 08:00~08:40 モーニングセミナー3
• 08:50~10:20 シンポジウム 2:
          Treat to Target治療戦略時代のリアルワールドデータ
司会:新﨑 信一郎 先生 (兵庫医科大学医学部 消化器内科学講座)
   荻野 治栄 先生  (九州大学大学院医学研究院 消化器代謝学講座)
   安藤 勝祥 先生  (旭川医科大学内科学講座 消化器内科学分野)

司会の言葉
IBDにおけるTreat to Target治療戦略は実臨床でも実践されつつあり、臨床症状・内視鏡的寛解に加え、バイオマーカーは重要な治療ターゲットとなっている。CRP、FITに加え、便中カルプロテクチン、LRGやPGE-MUMなど様々な選択肢があるが、どのタイミングでどのバイオマーカーを測定し、治療選択や効果判定に役立てるか、エビデンスは十分でない。一方、大規模RCTの結果をベースとし、作用機序 (MoA) の異なるAdvanced therapyが実臨床で使用可能となり、今後も新たな薬剤が登場し、難治性IBDに対する治療オプションは増え続けている。しかし、実臨床で遭遇するIBD患者に対しては、厳格な選択基準に基づき、日本人データの限られるRCTのデータが当てはまらないこともあり、ナイーブ症例・既治療例とも最適な治療選択・変更や効果予測の検証にあたり、実臨床経験から集積されるエビデンスが不可欠である。本シンポジウムでは、Treat to Targetを意識したバイオマーカーの活用から、それに基づく各種Advanced therapyの使い分けやescalation・de-escalationを含む治療変更、既存治療との組み合わせなど、データベース研究を含むリアルワールドデータを用い、多角的な視点から検討した演題を期待したい。
• 10:30~11:15 スポンサードセッション
 
• 11:20~12:10 プレナリーセッション
 
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー 4
 
• 13:20~14:50 シンポジウム 3:
          IBD基本治療の現状と課題
司会:杉本  健 先生 (浜松医科大学内科学 第一講座)
   松浦  稔 先生 (杏林大学医学部 消化器内科学)
   志賀 永嗣 先生 (東北大学病院 消化器内科)

司会の言葉
炎症性腸疾患 (IBD) の病態解明の進歩に伴い、生物学的製剤やJAK阻害剤など様々な分子標的薬が登場し、今やIBD治療は分子標的薬全盛期に突入している。しかしながら、このような分子標的薬が全てのIBD患者に必要なわけではなく、その適応は「既存治療で効果不十分な場合」に限定されている。すなわち、IBD治療が著しく進歩した現在においても、依然としてIBD治療の基本は5-ASA製剤、ステロイド、チオプリン製剤、血球除去療法、栄養療法などの既存治療であり、分子標的薬を適正に使用するためにも、今こそIBDの基本治療をしっかりと見直すことが求められる。そこで本セッションでは、IBD治療の基本となる既存治療の有効性のみならず、その効果を最大限に引き出すための工夫や最適化、有害事象への対策、分子標的治療時代におけるIBD基本治療の位置付けや新たな役割、解決すべき今後の課題などについて議論し、明日からのIBD基本治療の一助としたい。
• 15:10~15:50 アフタヌーンセミナー 4
 
•16:00~17:30 ワークショップ4:
         炎症性腸疾患関連腫瘍の診断と治療 〜外科・内科の立場から~
司会:酒匂 美奈子 先生 (JCHO東京山手メディカルセンター 炎症性腸疾患内科)
   藤井 俊光 先生  (東京科学大学 消化器内科)
   荻野 崇之 先生  (大阪大学大学院医学系研究科 消化器外科)
   渡辺 憲治 先生  (富山大学 炎症性腸疾患内科)

司会の言葉
炎症性腸疾患 (IBD) の長期罹患者等における炎症性腸疾患関連消化管腫瘍は、慢性炎症が基盤となる重要な臨床課題である。IBD内科治療の進歩により手術を回避できる症例が増加する一方、罹患期間の延長に伴う炎症性腸疾患関連消化管腫瘍の発生頻度が増加しており、正確な早期診断と適切な治療選択が求められる。 潰瘍性大腸炎関連消化管腫瘍は、内視鏡的に同定困難である病変がある一方、境界明瞭な病変に対して内視鏡的切除の適応も検討され、診断精度の向上が重要な課題となっている。一方、外科的治療においては高齢患者の割合が高く、部分切除が検討される場合や内視鏡的切除不成功例への対応が必要になる場合もある。 クローン病では直腸肛門管癌に対する有効なサーベイランスプログラムが確立されておらず、進行癌として診断される症例も少なくない。施設や診療科によって施行されているサーベイランス法は異なり、内視鏡下生検や麻酔下生検、各種画像診断等の診断能もデータは乏しい。また、腸管狭窄部に生じる癌や小腸癌についても術前診断の困難さが問題となる。治療は外科が主体となるが、術式選択や予後、切除不能例への対応などの課題も残されている。 本セッションでは、こうした炎症性腸疾患関連消化管腫瘍の診断、治療適応、サーベイランス、術後フォローアップ等に関する様々な知見と課題を、日本炎症性腸疾患学会学術集会ならではの内科、外科、肛門科、各々の視点から議論し、現時点での最良なプラクティスを見出して参りたい。本分野の課題を示す積極的な演題応募を期待する。
• 17:30~17:50 表彰式・閉会の辞
表彰式 (プレナリー、研究助成獲得者)
次回当番会長

■ 第2会場

• 08:00~08:40 モーニングセミナー 4
 
• 08:50~10:20 パネルディスカッション 3:
          ビデオで学ぶIBD診療の実際
司会:江崎 幹宏 先生  (佐賀大学医学部内科学講座消化器内科)
   内野  基 先生  (兵庫医科大学 消化器外科学講座 炎症性腸疾患外科)
   佐上 晋太郎 先生 (北里大学北里研究所病院炎症性腸疾患先進治療センター)

司会の言葉
近年、IBDにおける診断、治療、教育、指導など様々な領域で進歩が見られている。これらの進歩や専門的な取り組みは学会などを通じで徐々に共通認識されるようになってきたが、内容が多岐に渡り、また職種や診療科の違いもあり十分な理解ができていないことも多い。本セッションではビデオを通じて様々な職種や診療科におけるIBD診療の特徴を紹介していただき、相互の知識、認識を高め日常診療のレベル向上に寄与することを期待している。具体的には、メディカルスタッフの立場から薬剤や栄養指導、自己注射、皮膚ケア、生活指導、社会的生活での援助などを含めた患者指導、診療補助について、また、医師サイドからは診断におけるMREや腸管エコー、サーベイランス内視鏡の実際など、治療については内視鏡的拡張術、内視鏡的腫瘍切除、腹腔鏡手術、ロボット手術、開腹手術、肛門手術など外科手術の実際などについて幅広く紹介いただき、相互理解を深める場としたい。
• 11:20~12:10 日本炎症性腸疾患学会 (JSIBD) 派遣医師参加報告
司会:長堀 正和 先生 (東京科学大学病院 ヘルスサイエンスR&Dセンター)
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー 5
 
• 13:20~14:50 パネルディスカッション 4:
          IBD患者に寄り添うケア:メディカルスタッフが抱える
          困難とその解決策
司会:上野 伸展 先生 (旭川医科大学 総合診療部)
   霍田 菊代 さん (大腸肛門病センター高野病院)
   中村 健志 さん (島根大学医学部附属病院 薬剤部)
特別発言:日比 紀文 先生 (北里研究所病院炎症性腸疾患先進治療センター)

司会の言葉
炎症性腸疾患 (IBD) は慢性的な経過をたどる疾患であり、患者一人ひとりの生活や心理面に大きな影響を及ぼす疾患である。そのため、IBD診療には治療の技術や方法のみならず、患者に寄り添ったケアが求められる。特に近年では、患者数の増加や治療選択肢の多様化が進む中で、医療従事者が抱える業務負担や困難も増加しており、多職種による支援体制の重要性が一層高まっている。本セッションでは、「IBD患者に寄り添うケア」をテーマとし、薬剤師、看護師、栄養士など多職種がそれぞれの現場で取り組んでいる支援や直面している課題について共有する。また、JSIBD会員を対象に実施したアンケート調査結果をもとに、現状の課題と改善点について議論を深める。総合討論では、会場にいる参加者にも積極的に発言を求め、現場の具体的な声を反映した実践的な解決策を模索する。本セッションが、明日からの診療現場で役立つヒントや新たな連携のきっかけとなることを期待する。活発な意見交換をお願いする。

具体的な例示事例
1. 服薬アドヒアランス向上のための薬剤師の介入
【取り組み】生物学的製剤や免疫抑制剤を使用しているIBD患者に対する定期的な服薬指導を実施
      し、アドヒアランス改善を図る。
【課 題】患者が副作用を懸念して服薬を中断するケースが多く、患者心理を把握しつつ適切な
     指導を行う方法に悩む。
2. 栄養士による個別の栄養指導プログラムの実施
【取り組み】IBD患者に対するエリミネーションダイエットや栄養補助食品の活用を提案し、症状
      軽減を支援する。
【課 題】患者が生活スタイルや嗜好を理由に提案を実行できない場合の対応策。
3. 看護師による移行期支援 (トランジションケア) の取り組み
【取り組み】小児期から成人期への移行時における患者の医療機関受診や治療継続を支援するプロ
      グラムを実施。
【課 題】患者や家族が成人診療への不安を抱えており、適切な心理的サポートの方法に苦慮。
4. 多職種連携によるIBD患者の就労支援
【取り組み】医師、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、看護師が連携して患者の就労環境改善を
      サ ポート。
【課 題】患者の病状や治療計画に適した職場調整の実現が困難。
5. IBD診療における病診連携の強化
【取り組み】専門施設と地域クリニックの間で患者情報を共有し、診療の質を均一化する取り
      組み。
【課 題】診療記録の電子化や情報共有のルール整備が不足している現状の改善策を模索。
• 15:00~15:10 表彰式 (学生)
 
• 15:10~15:50 アフタヌーンセミナー 5
 
• 16:00~17:30 日本炎症性腸疾患学会 研究助成成果報告
司会:石原 聡一郎 先生 (東京大学 腫瘍外科)
   岡本 隆一 先生 (東京科学大学大学院 消化器病態学)

■ 第3会場

• 08:50~10:20, 11:20~12:10 一般演題 (口頭発表)
 
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー 3
 
• 13:20~14:50 一般演題 (口頭発表)
 
• 15:10~15:50 アフタヌーンセミナー 6
 
• 16:00~17:30 一般演題 (口頭発表)
 

■ 第4会場

• 08:50~10:20, 11:20~12:10 一般演題 (口頭発表)
 
• 13:20~14:50 一般演題 (口頭発表)
 

■ 第5会場

• 08:00~8:40 学生ポスター 貼付
 
• 8:50~12:10 学生ポスター 発表
 
• 12:10~15:00 学生ポスター 閲覧
 
• 15:10~16:00 学生ポスター 撤去
 

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